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2006年 04月 19日
釣果:1匹(シーバス)
使用タックル ロッド:TIGA TRINITY 7.6F リール:バイオマスター3000S ライン:ヤマトヨ PE16lb+東レ船ハリス4号 東京湾奧初釣行。しかも、管釣りとのハシゴという強行軍。 とにかく、右も左も分からない東京湾。 とりわけ、シーバスに関してはポイントを明かさないのが常識となっているため、とりあえず釣れるらしい地名しか前情報はありません。 あとは、村岡昌憲さんの東京シーバスネットを熟読し、GyaOの釣りビジョンでイメージトレーニングをして出発です。 月島の辺りに着いたのが23時頃。早速ポイントを探しますが、どこもかしこも釣りが出来そうもありません。 若洲・新木場と周り、そろそろ釣り始めないと時合を逃す頃合いとなりました。何とか釣りが出来そうだと目星を付けたのは、新木場某所の一カ所のみ。とりあえずそこに向かいます。 水面の様子を見に行くと、 バシャ、バシャン! いきなりのライズ。 「居る居る、居るよ!」と準備を急いでいると、目の前に滑り込んできた車からロッドを持った男性が3名降りてきました。聞けば、お台場で打ってきたものの全く反応が無かったとか。ともあれ、自分で見つけたポイントがちゃんと知られている場所だったことが何だか嬉しく。 少し遅れてポイントに向かうと、先ほどライズがあった水面は静まりかえっていました。しばらく粘ったものの反応が無く、先ほどのお三方は20分ほどで移動。しかし、私にはこのポイントしかアテがありません。 今度は橋桁近くの明暗部を狙ってキャストを繰り返すと、橋桁のたもとから1回だけライズが出たもののそれっきり。 今度は工場の敷地の壁が狙える場所へ行きますが、こちらも無反応。再び橋桁近くへ戻るも沈黙。で、再度先ほどの場所へ。 よく観察してみると、壁の近くは下の砂が見えるほどの干上がり様。水はどクリア。見渡す限り、ライズはおろかベイトの姿すら見えません。 「ま、いっか。キャストの練習だと思ってとにかく投げよう。投げないことには何も起こらないし。」 この辺のメンタリティは、釣りビジョンに教えられました。皆さん凄いもの。 時合的には上げ3~4分位。工場敷地にある常夜灯のおかげで、一応は明暗部があります。とりあえずそこに狙いを定めてCD-9のレッドヘッドでキャストを繰り返すと、何度か目のキャストが絶妙に上手く飛びました。 シュルルルル~ ポシャン 「あ、何だか、凄く良い場所に落ちた気がする。」 それは、先日のKFSの3号池でキャッチしたときと同じ感覚でした。 そのまま、半ば無心でリーリングしていると、 パッカン! 聞き慣れない音に我に返ると、突然ロッドが重くなります。 「しまった、気を抜いて根掛ったか?」 確認のためにロッドを止めると、ティップが絞り込まれ、かなり堅く締めたはずのドラグからラインがチリチリと出て行きます。 「おおっ?!」と、慌ててリールを巻くと、 バシャ~ン! 立ち上がる水柱! 「何か掛かった!」 すぐさま追いアワセを叩き込んで戦闘態勢に入ります。 「何だろう?シーバスかなぁ?」 ボラ衆 ふと脳裏に浮かんだ言葉を必死に否定します。 ボラは臭いらしいのですが、何しろ足元から水面までは3Mはある高さ。何が釣れてもネットを使わざるを得ません。 激しいファイトに手こずりながら何とか見える範囲に寄ってきました。 ボラもファイトは強烈らしいよ ええい、やかましい!姿を見てからじゃ! 常夜灯に照らし出されたその姿は… ギラン! 「お~!シーバスだ!」 更に引き寄せ、いよいよランディング体制に入ります。 私のシーバスタックルは全て近場のタックルベリーで買ったのですが、玉網は売っている中で一番長い物(540センチまで伸びる)を買っておきました。正直、ちょっと長すぎたかな?と思っていたのですが、今居る場所は胸の高さほどの柵越しのポイントのため、水面までの距離は軽く4Mを越えています。 頼む!届いてくれ! スルスルスル~……届いた! しかし、ここからが大変。 左手にロッド、右手に玉網、目指すシーバスは遙か先(しかも柵越し)。 このっ、くのっ、入れ! バレやしないかとハラハラしながら格闘すること数分…入った! よっしゃ~! ワッセ ワッセ ワッセ ワッセ ワッセ 2006年 4月15日 2時32分 東京湾奧 初・シーバス 獲ったど~!! 急いでフックを外しに掛かりますが、村岡さんの教え通りにバーブレスにしたはずのフックがなかなか外れません。よく見てみると 「しまった、このルアーだけ買ったばかりだったから、カエシ潰すの忘れてた…」 慌ててプライヤーを取り出し、何とかオペ終了。ゴメンよ… まあ、そのおかげでバラさずに済んだとも言えるのですが。 メジャーなんて持っていないので、ロッドと共に撮影。 私の黄金の右手の計測によると、約50センチ。 速報でもその様に報告させて頂きました。 で、帰宅後に改めて計測してみると、 赤い線の間隔が、ピッタリ50センチ。 残りの部分の長さを計算した結果、初シーバスは55センチとさせて頂きます。 その後、バス持ちなどして感慨深げにしばらく眺めた後にリリース。元気に泳ぎ去る姿に一安心。 その後はライズが時折出たもののこのポイントでは全く反応が無く、明け方にレインボーブリッジにも挑戦しましたがやはり撃沈。 荒川沿いにポイントを探しつつ帰宅し、泥のように眠りました。 今日のヒットルアー ラパラさん、ありがとう。
by tadabiki
| 2006-04-19 01:23
| シーバス
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